化学・材料科学のイノベーション

Chemicals & Materials

今日の化学・材料科学産業は、e-モビリティのエネルギー貯蔵、エネルギー効率の向上のための軽量で高性能な材料、モビリティアプリケーションの小型化など、多くの課題を抱えています。

こうした課題を解決するために、多くの化学・材料科学産業は、研究チームをグローバル化し、イノベーションサイクルの速い顧客と密接に連携を図っています。そのためには、研究開発のデジタル化を推進し、既存の研究データ、IP、ナレッジを最大限に活用する必要があります。研究開発のデジタル化におけるポイントは下記の通りです。

  • 既存の研究データ、IP、ナレッジを活用し、イノベーションを加速させる。
  • 少ないリソースで多くのことを実現。スループットを確保し、重複を避け、ワークロードを分散しながら、プロジェクトを成功に導く。
  • グローバル化されたイノベーションネットワークの強化。独自のIPを安全に保ちながら、顧客、サプライヤ、パートナー、社内チーム間で必要な情報にアクセスする。 意思決定支援および予測データモデリングのアプリケーションの基盤は、研究データにいつでも簡単にアクセスできることです。また、実験のスループットを向上させるためには、データのキャプチャと処理が簡単である必要があります。

これらのポイントを押さえるには、化学・材料科学分野の複雑な研究データに、いつでも簡単にアクセスし、データを抽出・処理する仕組みが必要となります。

複雑なデータへの対応

化学・材料科学産業における研究開発のデジタル化は、複雑なデータに対応することが最も重要です。
なぜなら、その研究分野は、合成化学、高分子科学、製剤化、プロセス開発など、さまざまな分野にわたるからです。そのため、材料の研究開発のデジタル化には、各分野が別々のIT環境でデータを扱うというサイロ化されたビューではなく、特定のプロジェクトに関連するすべてのデータの包括的なビューが必要です。

アプリケーションレベルでは特にそう言えます。例えば、無機触媒の性能は、組成データおよび処理データに依存します。また、エンジンオイル添加剤は、機能化(化学活性)、ポリマーテール(溶解性)に依存します。基油の全体的な配合も同様です。

このような複雑なデータに対応し、プロジェクトを成功させるためには、プロジェクトに関わる全ての人が、関連するデータにアクセスし、データをキャプチャする必要があります。ドットマティクスのソリューションは、こうした複雑なデータにも対応し、化学・材料科学の研究開発のデジタル化を促進します。

データ中心のプラットフォーム

これまで化学・材料科学産業は、LIMS(Lab Information Management Systems)を介したラボデータのキャプチャ、または電子実験ノートであるELN(Electronic Lab Notebook)に焦点を当ててきました。これにより、非付加価値の作業(レポート、データの前処理および後処理)の排除、リソース割り当ての改善、または作業プロセスの加速化により、ラボの合理化と効率化が可能になりました。

しかし、これだけでは新しい価値を生み出すことができません。イノベーションを加速させるためには、研究データを取得するだけでなく、研究の理解を深めたり、より良い意思決定を支援したり、機械学習(ML)や人工知能(AI)を使ったりするデータ科学的なアプローチが必要です。

化学・材料科学の研究開発におけるドットマティクスのソリューションの特徴は、ラボのデジタル化インフラストラクチャの上にデータインテリジェンスレイヤーを実装できることです。データインテリジェンスレイヤーは、既存のラボのデジタル化インフラストラクチャの上に実装できます。ドットマティクスの統合ITインフラストラクチャは、研究開発のデジタル化を進める唯一のソリューションです。

Dotmatics Platformの最も重要なコンポーネントは次の通りです。

  • Dotmatics Browser:ドットマティクスおよびその他のサードパーティデータソースへの検索およびクエリインターフェイス
  • Dotmatics Vortex:データの可視化および意思決定支援ツール

ラボのデジタル化

  • Dotmatics Studies Notebook:合成化学、製剤、プロセス開発、分析/アプリケーションテストの実験記録
  • Dotmatics Cascade:プロジェクト管理、科学者、ラボ技術者間のリクエスト管理システム
  • Dotmatics Inventory:サンプルと消耗品を管理してラボを整理
  • Dotmatics Register:実験のエンティティ(化合物情報)を定義し、一意性を管理

研究開発におけるIT環境をシンプルに

  • 一貫した展開モデル:クラウド、ホスト型、オンプレミスで展開可能。すべて単一のコードで動きます。
  • 構成ベースの実装:簡単にメンテナンスできるため、TCOを最小化。
  • オープン:既存のインフラストラクチャに接続します。 例) LIMS、ERP、PLM

Formulations Searching

科学データ管理のソリューション

Dotmatics Platform内でDotmatics Browserを使用すると、社内および外部のデータベース全体の検索が可能になり、検索結果は単一のプロジェクトビューに集約することができます。複数のプロジェクトにまたがるデータも、構造検索機能により、再利用が可能になります。分析ツールであるDotmatics Vortexを使用すると、データを分析および可視化して、意思決定をサポートし製品のターンアラウンドを高速化することができます。
ドットマティクスのソリューションでは、合成・分析・製剤の電子実験ノート、データの統合検索・閲覧、登録、在庫管理、テストデータ管理、試験依頼システム、ビジュアルデータ分析が可能となります。詳細はこちら

Formulations Results

ラボのデジタル化

化学・材料科学の研究開発ワークフローは複雑で、組織内外の複数のチームメンバーとの共同作業が必要になります。ドットマティクスは、研究開発におけるすべてのフェーズに対応できる包括的なソリューションを提供します。
Dotmatics Studies Notebookは、科学者が実験に合ったテンプレートを選び、実験を計画および記録することができます。また、その内容を高度に構造化することができます。たとえば、有効成分の合成経路をキャプチャしたり、パフォーマンスに関連するアドホックな実験を行ったりすることができます。科学者は、スプレッドシート、ドキュメント、画像、ビデオなどのファイルをキャプチャして、ページを組み立てることができます。
SDMS(Scientific Data Management System)を使用すると、リモート機器からのファイルをサーバーにアップロードして、Dotmatics Studies Notebookページ上で簡単に使用できます。
詳細はこちら

 

R&D IT Simplification研究開発におけるIT環境をシンプルに

ドットマティクスは研究開発におけるIT環境をシンプルにします。

  • 一貫した展開モデル:クラウド、ホスト型、オンプレミスで展開可能。すべて単一のコードで動きます。
  • 構成ベースの実装:簡単にメンテナンスできるため、TCOを最小化。
  • ブラウザベースのUI:モバイル対応。OS /デバイスに依存しません。
  • オープン:既存のインフラストラクチャに接続します。 例) LIMS、ERP、PLM

顧客事例のご紹介

ある大手フレグランス&フレーバーの会社は、従来の電子実験ノートはスケーラビリティや拡張性が低く、グローバルなコラボレーション環境に適さないと判断し、ドットマティクスの電子実験ノート Studies Notebookに移行しました。同社の研究者は、プロジェクト間でリアルタイムにデータを共有できるようになり、十分な情報に基づいた迅速な意思決定が可能になりました。
ある大手化学会社は、従来の紙ベースでの管理や既存システムでの管理をやめ、ドットマティクスのソリューションに移行しました。結果、エラーが発生しやすい論文の移行が簡単になっただけではなく、研究開発のワークフローを合理化することができました。
あるグローバルな素材の会社は、これまで社内で開発したシステムを更新して使っていましたが、スケーラビリティや拡張性が低いため、ドットマティクスのソリューションに移行しました。同社はドットマティクスの技術チームが提案したクラウドホスティング戦略と、構造化データキャプチャのベストプラクティスを採用し、組織全体の業務プロセスを改善しました。

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