抗体創薬ソリューション

過去30年の間、抗体医薬品は多くの創薬研究において中心的役割を果たし、生物学的製剤の最大クラスの1つであり続けています。従来の2つの重鎖タンパク質配列と2つの軽鎖タンパク質配列を持つ標準抗体に加えて、現在では様々な抗体由来の治療タイプがあります。これには、二重特異性および三重特異性、抗体薬物複合体、融合タンパク質が含まれます。抗体創薬におけるイノベーションの可能性は無限大で、研究・開発チームが新しい治療法を発見するための輝かしい展望を示していると言えるでしょう。

ただし、抗体創薬において生成されたデータの適切な管理と追跡には、抗体医薬品について理解するだけでなく、そのプロセスにおいて生成される大量のデータを適切に処理するような情報システムが必要です。

Dotmatics Platformはこれらのニーズを全て満たす革新的なシステムです。ドットマティクスは研究者の負担や無駄な時間を減らし、抗体創薬に役立つソリューションを提供しています。
Dotmatics Browser のレポート機能では、二重特異性コンジュゲート抗体の配列、コンジュゲート化合物、登録データの検索と比較が可能になります。計算された特性と実験スクリーニングデータも表示することが可能です。

Browser Report of bi-specific conjugated antibodies enables searching and comparison of sequences, conjugated compounds, and registration data.  Calculated properties and experimental screening data may also be reported

プロジェクト全体のステータスビュー

抗体創薬における研究は、数か月または数年にわたる複雑で包括的かつ共同的な取り組みです。その間、膨大な量のデータが生成され、多くの異なるデータリポジトリに保存されます。チームメンバーは、プロジェクトのライフサイクル全体で参加するメンバーもいれば、一旦プロジェクトから離れるメンバーもいます。チームが個々に、または共同で作業している中、ひとつのプロジェクトに関連する全ての情報をどのように集約、管理、追跡、およびアクセスするにはどうすれば良いでしょうか。
この問題は、Dotmatics Platformと、ドットマティクスのソリューションの中核をなすDotmatics Browserが解決します。チームメンバーは、プロジェクト全体のステータスを確認し、関連するデータを見つけて表示することにより、十分な情報に基づいた適切な判断を下すことができるのです。

Example ELN form that enables searching for and recording of materials used within the experiment

実験計画と追跡

生物学者は、構造化された柔軟なシステムで実験の計画と追跡を行う必要があります。低分子創薬で定評のある電子実験ノート(ELN)は、研究者と組織の両方にとって、紙の実験ノートよりも大きなメリットがあります。ドットマティクスの電子実験ノートであるDotmatics Studies Notebookは、研究のためのアドホックワークフローと、動物の免疫、タンパク質の合成のワークフローなど、明確に定義された標準化プロセスと構造化されたテンプレートの両方をサポートします。

抗体配列の登録例。 DNAおよびタンパク質のシーケンスがキャプチャされ、アノテーションが付けられ、システム生成のプロパティが計算されます。ユーザー定義のメタデータフィールドにより、関連データと関連エンティティのキ ュレーションが可能。

多様なエンティティの登録、関連性の追跡、および知的財産の取得

抗体研究の重要な要素として、抗体自体の設計、産生、精製、その後の修飾といったサイクルと通じ医薬品候補として仕上げるまでの『関係性』が挙げられます。
抗体はその性質上、タンパク質で構成される階層構造を持ち、タンパク質は化学結合した原子で構成されるアミノ酸で構成されています。研究者が実際に抗体を作るとき、彼らはそれのバッチを持ち、そこからテスト、評価、および特性評価のためのサンプルを引き出します。
その後、治療薬としての特性を改善し、開発性を高めるために、研究者は抗体の変異体を作成します。さらに、人工的/非天然の抗体に取り組んでいる場合は、追跡する化学物質ペイロードやその他の非シーケンスコンポーネントが含まれている可能性があります。組織が何を持っているかを集合的に把握し、知的財産を保護し、研究者が確実に何度も抗体を作成できるように、これらすべての階層、関係性、および系統を管理することは非常に重要です。

Dotmatics Bioregister は、生物学的エンティティおよび生物学的製剤開発プログラムの関連コンポーネントを登録し、追跡するためのシステムです。従来の抗体の構造体を理解するだけでなく、非天然の抗体の構造体を管理します。また、関連するすべての情報を追跡することができ、生物学的シーケンスを分子レベルで理解することができます。さらに、シーケンス、化学、その他の分子特性とメタデータによる検索を実行することができます。

ELNスクリーニングアッセイにより、迅速で一貫性のあるデータ分析と結果の自動分類が可能になり、科学者がリードをより適切に識別できるようになります

高度な自動スクリーニング

スクリーニング試験は、単純なシングルポイントアッセイ、マルチチャネル Dose-Responseアッセイともに創薬プロセスの重要な要素です。これまで科学者は、分析データをソース機器から統合されていない科学情報システムに手作業で集中的に転送していましたが、この作業がボトルネックとなっていました。Dotmatics Studies のアッセイデータ管理では、この問題を解決し、機器データファイルを自動的にドットマティクスのシステムに転送し、分析 を実行。科学者が分析結果を出すための重要なデータを提示することができます。

Dotmatics Vortexは、CDRアノテーション、代替の番号付けスキーム(Kabat、Chothiaなど)、およびアライメントをサポートしています。高度な分析機能により、化合物間の関係を解析し、配列の変異によるアッセイ結果に対する影響を判断できます。

抗体配列と関連データの分析と視覚化

抗体創薬のプロジェクトでは、それぞれが複数のタンパク質を持つ複数の候補クローン、および関連するプロパティと実験データを取り扱います。Dotmatics Vortexは抗体創薬におけるすべてのアクティビティをサポートし、大規模なデータオブジェクトとデータボリュームを簡単に処理できます。 Dotmatics Vortexは、CDRアノテーション、代替の番号付けスキーム(Kabat、Chothiaなど)、およびアライメントをサポートしています。高度な分析機能により、研究者は化合物間の関連性を解析し、配列の変異によるアッセイ結果に対する影響を判断できます。 Dotmatics Vortexは生物学と化学の両方の分野において、設計された抗体の分析と視覚化が可能です。

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